mysqlコマンドとは
mysqlコマンドは、入力行の編集機能を備えた簡単な SQL シェルです。 インタラクティブおよび非インタラクティブでの使用をサポートします。 インタラクティブで使用した場合、クエリー結果は ASCII 表形式で提示されます。 非インタラクティブ (フィルタとしてなど) で使用する場合、結果はタブ区切り形式で表示されます。 出力形式は、コマンドオプションを使用して変更できます。
Command tips
対象バージョン
この記事の対象バージョンは、8.0.41(2025/04/02時点最新)です。
よく使うコマンド入力
インタラクティブモードへ
mysql -h localhost -u root -p dbname
SQLファイル実行
mysql -h localhost -u root -p dbname < something.sql
インポート
mysql -h localhost -u root -p dbname < dump.sql
よく使うコマンドオプション一覧
option | 説明 |
---|---|
--help -? | ヘルプメッセージを表示して終了します。 |
--database= -D | 使用するデータベース。 これは主に、オプションファイルで便利です。 |
--host= -h | 指定されたホストの MySQL サーバーに接続します。 |
--user= , -u | サーバーへの接続に使用する MySQL アカウントのユーザー名。 |
--password[= -p[ | サーバーへの接続に使用される MySQL アカウントのパスワード。 パスワード値はオプションです。 指定しない場合、mysql によってプロンプトが表示されます。 指定する場合は、--password= または -p とそれに続くパスワードの間にスペースなしが存在する必要があります。 パスワードオプションを指定しない場合、デフォルトではパスワードは送信されません。コマンド行でのパスワード指定は、セキュアでないと考えるべきです。 コマンド行でパスワードを指定しないようにするには、オプションファイルを使用します。 セクション6.1.2.1「パスワードセキュリティーのためのエンドユーザーガイドライン」を参照してください。 パスワードがなく、mysql でパスワードの入力を求められないように明示的に指定するには、 --skip-password オプションを使用します。 |
※上記以外のオプションについては公式サイトを参照
よく使うインタラクティブモードコマンド
command | 説明 |
---|---|
help | 使用可能な mysql コマンドの一覧を示すヘルプメッセージを表示します。 |
exit , \q | mysql を終了します。 |
quit , \q | mysql を終了します。 |
use , \u | db_name をデフォルトデータベースとして使用します。 |
source , \. | 指定されたファイルを読み取り、その中に含まれているステートメントを実行します。 Windows では、パス名区切り文字を/ または\\ として指定します。引用符は、ファイル名自体の一部として使用されます。 最良の結果を得るには、名前に空白文字を含めないでください。 |
system , \! | デフォルトのコマンドインタプリタを使って指定のコマンドを実行します。 |
※上記以外のコマンドについては公式サイトを参照